今回は、前回紹介した「仮想環境構築編」で構築した仮想環境の使いみちを紹介しようと思う。どのようなメリットがあるかなども紹介しようと思う。
仮想環境とは
ここの内容は前回紹介したものと同じです。前回の記事から来た人はスキップしてくださいね。
仮想機械とは、コンピュータの動作をエミュレートするソフトウェアやフレームワークである。また、エミュレートされた仮想のコンピュータそのものも仮想機械という。
というのが仮想環境ですが、こんなことを言われても正直わからないので簡単に解説していきたいと思います。
WindowsなどのOS上でもう一台のパソコンを動かすことを仮想環境と言います。もう少し細かく書くと、一つのハードウェアで2つのパソコンを動かすという物になります。また、仮想環境内のOSはいろいろなものが使えます。例えば天下のWindowsを始めとして、Linux系統のUbuntuなど様々のOSが使えます。ただし、Appleが開発しているMacOSは残念ながらWindows上では動作することができません。(厳密に言うとできなくは無いが、紹介すると訴えられるかもしれんので紹介はしません。)
詳しくは前回紹介した記事にまとめてあるのでぜひ見てくださいね!
Step3 Ubuntuを起動させよう!!
仮想環境のインストールが済んだら、早速Ubuntuを起動させましょう。そしたら、初期設定画面が出てくるので設定してください。(初期設定はWindowsと似たような感じだから簡単だよ)
仮想環境(Ubuntu)って何ができるの?
パソコンとして使う
これは稀ですが、Ubuntuをサブパソコンで使っている人もいます。なので、パソコンとしても使うことができるのですが、操作方法がMacよりだったりして普段Widowsを使っているユーザーからしたらちょっと操作が慣れないという事があります。
ですが、デメリットとしては普段使っているソフトがほとんど使えないと言うことです。わざわざLinuxベースで作っているゲームやソフトが少ないので、ゲームやソフトを使いたいユーザーには向かないOSです。ですが、ネットサーフィンくらいなら快適にできますので、ぜひ使ってみてくださいね。
プログラミングをする
Linux系のOSは結構プログラムを動作させて、動かすことを前提として作られていますのでコマンドを打つことができます。また、CUIを使うことができるので、開発環境が前提なOSだと思います。
また、初めてのプログラミングとしてもおすすめの環境だと思います。(わざわざ学習を仮想環境でやる意味は無いと思うが)また、Linux系のOSは、プログラム次第で色々なことを変更できるので、仮想ならではの遊びができるかもしれませんね。
サーバーを作る
これは前回にも言いましたが、サーバーを作ることが可能です。正確にはポート開放などが必要ですが、WEBサーバーやファイルサーバーを作ることができるので場所を取らない仮想環境でサーバーを作れるのはめちゃめちゃメリットだと思います。
ですが、仮想環境のサーバーは不安定なことが多いので仕事で中心的に使おうとしている人にはあまり向かないかもしれませんね。
実験として使う
世界にはコンピューターウイルス(マルウェア)というものがたくさんあります。そのコンピューターウイルスの実験として使われるのが、仮想環境です。メインで感染させられたらめちゃめちゃになるが、仮想なら被害が無いので、実験としてもよく使われることがあると思います。
特に、この実験システムはいろいろなところが使っていて、セキュリティー会社のウイルスを分析する機関などで使われていたりします。
まとめ
今回は仮想環境でできることについて紹介しました。それではまとめです。
▲サーバーを作ることができるので、設置費用などを抑えることができる
▲実験をすることができる
▲CUIが使えるので、プログラムにはめちゃめちゃ便利
▲一部のソフトしかインストールできない