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【Zen3】新Ryzen5000シリーズを徹底解説

今回はついに発表された新型Ryzen5000シリーズを紹介したいと思う。Zen3規格を搭載したのでパワーアップはどのくらいしたか、などを解説していきたいと思う。

そもそもZenシリーズとは?

Zenシリーズとは米国大手の半導体メーカーのAMDが開発しているマイクロアーキテクチャで簡単に言うとCPU(人間で言うところの脳みその部分)を作っている会社です。

Ryzen5000(Zen3)とは

AMDが新開発した4代目のアーキテクチャです。今まではZen,Zen+,Zen2がありその次に君臨するのがZen3であります。

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ということで主な変化はZen2と比べて表を見るだけではありませんがZen3の性能向上で同じクロックでも2割り程度性能がZen2と比べて高いです。

発売されるRyzen5000シリーズを紹介

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以上が価格と性能になります。コアやスレッド数は変わらなく最大で16コア32スレッドなので少しくらい増えると期待した筆者はがっかりしましたがZen2より性能は上がっています。

コスパを考えるとZen2より100ドル程度上がっており10世代インテルCPUやZen2のほうがコスパはいいです。

そしてチップセットはB450が正式対応しましたがBIOSアップデートは各社来年の1月以降なのでB450を使っているユーザーは少し待ったほうがいいと思います。

またX570やB550も対応していますが当分の間はBIOSアップデートは自分でしないと行けない自体が発生するのでZen2以前(B550はZen2のみ)のCPUが必要です。(マザーボードによってはCPUなしでアップデートができるものもあります。)

 

あなたにオススメなZen3

Ryzen 5 5600X

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このCPUをおすすめする人はなるべくゲーム性能を出したいけどなるべく安くという人です。Zen2と比べてお値段は50ドル程度高くなっておりますがZen2と違いゲーム性能が向上しているのでライトゲーマーにとてもおすすめです。

いつもと同じでCPUクーラーは付属していて付属のクーラーでも冷えますが3000円くらいの空冷のクーラーを別に買ってもいいと思います。(簡易水冷はオーバースペックだが見た目重視なら選択肢的にはありかも・・・)

Ryzen5は今までintel Corei5に匹敵する性能でしたが今回はCorei5を追い越しCore i7と同等の性能を実現しました。

Ryzen 7 5800X

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ゲームも配信もしたい人にオススメなCPUです。Ryzen5でもできますがもっとサクサクに配信やゲームをしたい人におすすめです。Zen2と比べてお値段は50ドル程度高くなっておりコスパがいいとは言えません。

いつもはCPUが付属しているRyzen7シリーズですが今回は付属しておりません。正直値段が50ドルも上がったので付属してほしいですがTDPの問題や利益率の問題で搭載できなかったのかと思います。クーラーは別に買わないと行けないのですがこのグレードは空冷でもキンキンに冷やすことができますが気分的には簡易水冷がほしいところですね。

ちなみにRyzen7は今までintel Corei7に匹敵しましたが今回はCorei9を脅かす性能を実現しました。

Ryzen 9 5900X

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Ryzen9はすべての作業を軽くしたい人や編集やCGなどの本格的な作業をしたい人にオススメなCPUです。Zen2と比べて50ドル程度値上げし、コスパはいいとは言えませんがハイエンドマシンを組みたい方にはオススメのCPUになります。

CPUクーラーは従来と同じ(型番による)で付属しておりません。50ドルも多く払っているので気分的にはほしいですが純正でもTDP100w超えは冷やせないと判断したと思います。ただしこのグレードでも一応は空冷はいけますがやめといたほうがいいです。金銭に余裕のある人なら本格水冷をやってみてもいいと思いますが簡易水冷必須のCPUです。

Ryzen9は今までintel Core i9に匹敵していましたが今回はCorei9の実力を超えた性能だと思います。

Ryzen 9 5950X

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Ryzen9はすべての作業を軽くしたい人や編集やCGなどの本格的な作業をしたい人にオススメなCPUです。特にこのCPUはより多くのコア数とスレッドを積んでいますのでより本格的な作業(業務)をする必要がある人におすすめです。Zen2と比べて50ドル程度値上げし、コスパはいいとは言えませんがハイエンドマシンを組みたい方にはオススメのCPUになります。

CPUクーラーは従来と同じ(型番による)で付属しておりません。50ドルも多く払っているので気分的にはほしいですが純正でもTDP100w超えは冷やせないと判断したと思います。ただしこのグレードでも一応は空冷はいけますがやめといたほうがいいです。金銭に余裕のある人なら本格水冷をやってみてもいいと思いますが簡易水冷必須のCPUです。

Ryzen9は今までintel Core i9に匹敵していましたが今回は確定でCorei9の実力を超えた性能だと思います。(Ryzen 9 5900Xより性能が高いので確定で抜かしていると感じています。)

B450などが正式対応

もしかしたらB450が対応されないと懸念されていましたが正式対応されました。

ソケットはAM4でチップセットは他にもX470 /A520/B450/B550/X570が対応しました。BIOSアップデートはB450とX470は各メーカーによって違いがありますが早くても2021年の1月以降になるようなので早く使いたい方はB550やX570を使ったほうがいいと思います。

まとめ

今回は新型Ryzen5000シリーズをご紹介しました。新型Ryzen期待がとっても膨らみますね!まとめとしては
▲ゲーム性能が向上
▲ソケットの変更・チップの互換性はZen2と変更なし
▲DDR4-3200が正式対応
▲intelを追い越す性能
▲クーラーはRyzen7以降付属なし
となります。ボク個人としてはRyzen5-2600を使っているのでB450が維持されるのは嬉しいですね。コア数などは変わりませんが性能は向上しているので今度新しく買ってレビューをするかもしれません。それでは今回の記事が参考になったらぜひ次回の記事も見てくださいね!

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