こんにちは。るまっぺです。
ついに大手通信会社各社から格安プランの提供が始まりましたよね。僕もpovoに乗り換えたのですが、快適に使えているんですよねw。前のプランとほとんど同等のサービスが受けられてとても便利に使えています。
ですが、僕は考えました。安くて大容量で高品質なプランが大手通信会社からでたら今ある格安SIMってどうなるんだろうか?となので、今回はこれからの格安SIMの未来を勝手に予想していきたいと思います。
格安SIMを潰す大手通信会社
大手通信会社は大容量で高品質なプランを2980円で提供し始めています。auだけ値段がちょっと違うんですけどサービス内容を同等とするとすべてこの金額になります。
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こちらが比較表になります。この金額で大手三社が勝負をかけるということは完全に格安SIMの通信業者を潰しにかかっていますよねw。
格安SIMと大手って何が違うの?
大手と格安SIMって具体的に何が違うのかわからない人が多いので、違いをまとめてみた。
通信する仕組みが違う!
そもそも格安SIMと大手通信会社の通信のシステムって違います。もしかしたら、聞いたことがある人も多いかもしれませんが、格安SIMと大手は「MVNO」と「MNO」の関係があります。そこで、関係性を図にまとめてみました。
こういう関係になっています。簡単に説明すると、MNO回線というのは大手通信会社の純正の回線でauやdocomo、Softbank、(楽天モバイル)とショップやオンラインとかで直接契約して使える回線のことです。
そして、MVNOというのは大手通信会社が自社の回線を格安SIMの通信業者に貸し出してその借りた回線をユーザーに届けるという仕組みになっています。このMVNOのメリットはめちゃめちゃあります。それをまとめてみました。
・無駄なサービスを廃止できる
・電話機能を廃止したりもできる
・コストが削減されるので料金が安い
通信速度が違う!
残念ながら格安SIMはMVNOなので大手から通信回線を借りている状態です。自社の基地局を持っていないので大手が回線の速度を調節することが出来ます。つまり、何が言いたいのかというと大手通信会社は自社のサービスを使ってもらうために格安SIMの速度を落としています。
といってもいつでも速度を落としているわけでは無くて、回線が混雑している朝の通勤時間とかは格安SIMは速度を制限されてしまいます。どのくらい制限されるのかというとYouTube視聴が厳しいくらいの速度ですね。[word_balloon id="3" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]通信制限にはかかっていなくてこの速度![/word_balloon]
スペック面では以上が大手との差になります。結構違いますよねw。借りている側なので文句は言えないと思うんですけど格安SIMはもう少し混雑時間でもまともに使えるようにしてほしいです。
格安SIMの未来予想
それでは、格安SIMの未来を勝手に予想していきたいと思います。
老人相手のビジネスになる
これはありそうなのですが、格安SIMってネット上で受付するのがほとんどなんですよね。その格安SIMが店舗に出店していって老人や情報に疎い人にむけてサービスを提供するのでは無いのかなと思いますね。
こうでもしないと、やはり大手の格安プランには勝てない気がしますね。若者というかテレビCMでもahamoなどの格安プラン広告を見かけるのでそれを見たら普通は、移行しようかなと考えると思いますよw
大容量低価格になる
これは、もうやっているところがあるんですが、大手に対抗して大容量低価格プランを打ち出して来るのかなと思いますね。ですが、採算がしっかりと取れないと意味がないのでどうなるかは未知数です。
なぜかというと、実は格安SIMの業者って回線を借りるために利用料金を支払っているのですが、auを例にすると1GB500円を払わないといけないので単純計算でも20GB、10000円という価格になってしまいます。
そんなの、高すぎですし誰も契約しません。本当にどうなるかは見ものです。
逆に、低容量超低価格がでるかも
スマホを使っていて必要なギガ数はなんGBですか?僕は無制限ではないとちょっときついんですが、世の中には1GBでもいいよという人がいます。つまりスマホを使わないけど緊急のために持っているような人たちですね。
つまり、こういうユーザー層に対して超低価格で低容量プランを出したら契約してくれる可能性があります。さっきも書いた通り1GB500円なので550円くらいのプランを出せば利益も出せますし、めちゃめちゃいいですよねw
格安SIM事業は撤退する
残念ながら今日本にはMVNO業者が1000を超えるほど数が多いですが、多分半数以上は撤退すると僕は予想しますね。やっぱり需要と供給がないと成り立たないので、今回の格安プランで供給が潰されてしまっているので確定で撤退に向かうと思いますよ。