こんにちはたけはるです。
ついに発表されましたね12世代Coreiシリーズ。ついにインテルは14nmプロセスから抜け出し10nmにしました。
6年の14nmプロセスはとっても長かった。(その代わりめちゃめちゃでかくなったけど)ということで今回は新型Coreiシリーズを紹介していきたいと思う。
ぜひ最後まで読んでいただけると僕のモチベーションが上がるので読んでほしい。
目次
Coreiシリーズ12世代の変更点
まずは変更点をまとめてみた。詳細は下記。
・14nm→10nmに進化
・DDR5メモリをサポート(DDR4も使える)
・PCIe Gen5をサポート
・マザボにZ690チップを採用。11世代と互換なし
12世代の最大の変更点はやっぱり14nmが10nmに進化したというところだろう。ただAMDは7nmで発売しているので正直7nmプロセスで出してほしかったのが本音。
そしてDDR5メモリをサポートしている。今まではDDR4が主流だったが帯域幅が2倍になるDDR5を利用することでメモリの処理能力を上げることができる。
ただDDR5はいつかは主流になると思うがまだまだ互換性もないし対応製品も少ないのでまだ買いどきでは無い。(しかも登場したばっかりだからめちゃめちゃ高い)
ちょっとマニアックな話になるが12世代Coreiシリーズは高性能なPコアと効率重視のEコアを搭載しているのでCPU本体が今までに比べてでかくなってしまっている。なので11世代との互換性も無いしチップも新しく出るのでマザボも買い替えになってしまう。
発売される製品まとめ
続いて発売される製品をまとめてみた。
・Core i9 12900KF・Core i7 12700K
・Core i7 12700KF
・Core i5 12600K
・Core i5 12600KF
スペックまとめ
続いてスペックについてまとめてみる。
Core i9 12900K | Core i9 12900KF | Core i7 12700K | Core i7 12700KF | Core i5 12600K | Core i5 12600KF | |
コア数 | 16コア | 16コア | 12コア | 12コア | 10コア | 10コア |
スレッド数 | 24スレッド | 24スレッド | 20スレッド | 20スレッド | 16スレッド | 16スレッド |
基本周波数 | 3.2Ghz | 3.2Ghz | 3.6Ghz | 3.6Ghz | 3.7Ghz | 3.7Ghz |
最大周波数 | 5.2Ghz | 5.2Ghz | 5Ghz | 5Ghz | 4.9Ghz | 4.9Ghz |
Pコア最大周波数 | 5.1Ghz | 5.1Ghz | 4.9Ghz | 4.9Ghz | 4.9Ghz | 4.9Ghz |
Eコア最大周波数 | 3.9Ghz | 3.9Ghz | 3.8Ghz | 3.8Ghz | 3.6Ghz | 3.6Ghz |
Pコア基本周波数 | 3.2Ghz | 3.2Ghz | 3.6Ghz | 3.6Ghz | 3.7Ghz | 3.7Ghz |
Eコア基本周波数 | 2.4Ghz | 2.4Ghz | 2.7Ghz | 2.7Ghz | 2.8Ghz | 2.8Ghz |
TDP | 125w | 125w | 125w | 125w | 125w | 125w |
最大メモリ | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
ソケット | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 | LGA1700 |
GPU | UHD770 | なし | UHD770 | なし | UHD770 | なし |
価格 | 79800円 | 76800円 | 58000円 | 58000円 | 39000円 | 37000円 |
スペックは上記の通りだ。
コア数とスレッド数ともにすべて増えている。特に前回のCorei9が8コア16スレッドだったのに対し今回は16コアと2倍も増えている。
ただし消費電力はえげつない。なんと定格125wも消費するのでとってもアチアチCPUに仕上がってしまった。いままで125wといえばi9かi7くらいだったがなんとi5までも125wの域に入ってしまった。とっても爆熱だ。
そして、今回はPコアとEコアの2つがあるので両方の周波数がある。やはり性能重視のPコアのほうが周波数が高くなっている。
PコアとEコアってなんぞ?
これはちょっとマニアックな話になってしまうが今回12世代で一番変わったことだから書いておく。
まずPコアというのは性能重視のコアでコア数が一番多い。そしてEコアというのは効率重視のコアのことだ。
感覚的に言うとPコアはシングルコアでEコアはコアの中にコアがあって実質マルチスレッドみたいなことができると考えて大丈夫だ。
そしてこのPコアというのはゲームとかの重い作業で使うコアでピーク性能をなるべく上げていくことができるのがPコアの役目だ。次にEコアの役割は効率重視のコア何だがマルチスレッドに強いので動画のエンコードなどの処理がPコアより効率的にできる。
まぁ簡単に言うと今までのRyzenやintelCPUってすべてPコアというコアで構成されていたんだけど12世代で新たにEコアっていうコアを追加したことでより効率的に処理することができるということだ。
ちなみにPコアとEコアの切り替えはその作業によって自動的に切り替えることができる。
DDR5に対応した唯一のCPU
DDR5に対応したCPUは今の所12世代Coreiシリーズしか無い。Ryzenも対応するらしいがそれは2022年に登場するZen4らしいのでインテル初めてDDR5に対応したといっていいだろう。
しかもDDR5メモリもクルーシャルなどの各社が発表したのでいち早くDDR5メモリの恩恵を受けられるCPUだ。
しかもインテルなので安定性もバッチリで期待できる。ちなみに、DDR5メモリは帯域幅が2倍に増えたので転送するスピードが上がったのでより動作が快適になると思う。
変にオーバクロックメモリを選ぶよりDDR5メモリを買ったほうが安いと思うし性能が高いからオススメだ。(ただ発売したばっかりだとアホみたいに高いと思うよ)
まとめ:intel12世代は性能がとっても高いCPU
まとめです。intel12世代は性能がとっても高いCPUです。しかもDDR5のサポートやEコアを搭載するなどで新しい要素が満載なCPUで面白いなと感じました。
ぜひ購入してはどうだろうか?とってもオススメだ。