旅行に行くには移動手段が必要だ。そこで、選択肢の中に飛行機で移動する人も多い。
しかし、JALやANAなどの大手航空会社を使うと往復6万円程度かかってしまうこともある。そこで、今回私がお得に旅行する際にANAの子会社LCCであるPeach航空を利用した。
ただ、LCCの旅客券の購入方法は複雑でわかりにくいので、今回は購入方法や購入する際の注意点を書いていく。
結論としてピーチ航空の予約はわかりにくすぎる
結論から書くと、Peachの予約方式は明らかにわかりにい。
まず、LCCのほとんどはパソコンと同じように"オプション"前提で考えられている。例えばANAなどで予約すれば席は自分で決められるのだが、LCCの場合はそれすらも"有料"なのだ。
という具合にオプション前提なので特にわかりにくいところを重点的に紹介していく。
プランが3つに別れているのでわかりにくい
上の画像を見てもらえればわかると思うが、「シンプルピーチ」「バリューピーチ」「プライムピーチ」と3つのプランに別れている。
これが最大のわかりにくい点であり戸惑う点である。しかも、初期設定ではバリューピーチにチェックが付いているので気づかなければバリューピーチで予約してしまうという自体に陥る。
ちなみに、3つの違いは下記。
シンプルピーチ | バリューピーチ | プライムピーチ | |
持ち込み荷物 | 7kgまで | 7kgまで | 7kgまで |
お預け荷物 | 有料 | 1個まで無料 | 2個まで無料 |
座席指定 | 有料 | プレジャーシート(無料) | スマートシート(無料) |
スタンダードシート(無料) | プレジャーシート(無料) | ||
スタンダードシート(有料) | スタンダードシート(無料) | ||
フライト変更手数料 | 有料 | 無料 | 無料 |
キャンセル時の払い戻し | 払い戻しなし | 運賃から取消手数料1,100円を差し引き、差額をピーチポイントにてお返しします。 | 運賃全額をピーチポイントにてお返しします。 |
購入期限 | 搭乗日2日前の23:59まで | 時刻表に記載している出発時刻の1時間前まで | 時刻表に記載している出発時刻の1時間前まで |
バリューピーチとプライムピーチとの差はあまり感じないが、明らかにシンプルピーチとの差はあることがわかると思う。
シンプルピーチは、お預け荷物が有料なのがとっても痛い。なのでキャリーバックなどを持っていきたい場合は別途お金を支払わなくてはならないのだ。
また、機内に持ち込む荷物も7kgなので詰め込みすぎると重荷料金を支払わなくてはいけないので余計お金がかかってしまう。つまり、シンプルピーチは必要最低限のプランなのだ。
ただし、バリューピーチとプライムピーチにも欠点がある。それは、キャンセル時の払い戻し方法だ。現金が返ってくるのではなく両方ともピーチポイントが返金の対象になってしまっている。
なので、いつ使うか分からないピーチポイントを保有することになってしまうのが最大のデメリットだと思う。
明らかにオプションで儲けようとしている
ピーチ航空の予約ページを一度でも開いたことがある人はわかると思うが、明らかにオプションで儲けようとしていることが伝わると思う。
とりあえず、オプションであるものをまとめてみた。
・座席指定
・フライト変更手数料
・手荷物お預け(キャリーバックなど)
・キャンセル料の返金
・予約時座席48時間キープ
・スペースシートオプション
・手荷物優先返却オプション
オプションの量がとても多いことがわかると思う。ただ、プランを変えれば買えるほど無料で使えるオプションも増えるのでオプションが2つ以上ほしいならプランあげたほうが安くすむ。
ただ、なぜわたしたちがLCCに乗っているのか?と理由を考えるとそれは、「安く」乗るためだ。
安くないとANAやJALなど大手航空会社に乗ったほうが手荷物の容量も増えるしサービスもあきらかに上なのでLCCが必要無くなる。
なので、わざわざ高いプランを選ぶより安さを選ぶほうが良いと思う。
最安値でピーチ航空で席を取る方法
続いては最安値でピーチ航空の席を取る方法をご紹介しようと思う。
結論として最安値で席を取る方法は公式サイトで予約することだ。
そもそも仲介会社などを利用して予約する方法は公式サイトより高くつくことが多い。仲介会社も営利企業なのでプラス仲介料を支払う場合がほとんどだ。
なら、仲介料を払わずにシンプルな料金で購入する方法が一番安く済むと思う。
ちなみに、他サイトで仲介を紹介しているのはアフィ目的がほとんど。
まずは、プランを「シンプルピーチ」に変更するのが一番最初だ。
その次に次に進むをクリックしてお客様情報を入力してくれ。
ちなみに、ここで注意なのが初期では「バリューピーチ」にチェックが押されているため「シンプルピーチ」に必ず変更してくれ。
次に座席選択画面に移ると思う。
ここで注意なのが何も選択肢しないことだ。これを選択してしまうとオプション料金がかかるのでそのままお届け手荷物に進んでくれ。
ちなみに、席の場所はランダムだから家族とか友達とかと一緒に行く場合は我慢するかオプションを購入するかのどちらかになる。
次に荷物の選択になるが、これはキャリーバックを利用したい場合は1個1800円で購入することができる。
ただし、キャリーバックを利用したいと考えている場合は一旦戻って貰って「バリューピーチ」にプラン変更したほうが安くするかもしれない。
ここでは、あくまで最安値で購入する方法を紹介するのでそのまま次に進んでほしい。
そして、ここで保険の勧誘が来るが正直いらない。
安さを求めるのに保険でお金を取られるのは本末転倒だと思う。
なので、航空券代金は保証されませんと出るが、気にせずに「次に進む」をクリックしてOKだ。
そして、お支払代金だがさっきまでの金額と若干違うと思うと思う。
これは支払手数料だ。これは、支払い方法によって金額も変わるしクレジットカードでも手数料がかかるので注意だ。
上を見てわかると思うが、コンビニ以外は600円の手数料で支払うことができる。
ちなみに、おすすめはクレジットカードだ。
僕がおすすめするクレジットカードはJCBが発行する「MileagePlus JCBカード」がおすすめ。
特に、ANAやユナイテッド航空をはじめとするスターアライアンス加盟航空会社に乗るなら乗るたびにマイルが付くのでお得だ。
また、このマイルには有効期限が存在しないのでいつでも使いたいときに使えるのがメリットだ。
飛行機に乗る人におすすめのカード
持っていける荷物の重量には制限があるから注意!
サイズ | 3辺合計が115cm以内 |
---|---|
個数 | 身の回りの品を含め1人2個まで |
総重量 | 1人あたり合計7.0kgまで |
最安値で紹介したプランだとキャリーバックを持っていけない他に、手荷物も7kgまでしか持っていけないので注意が必要だ。
飛行機に乗る前のカウンターで重量チェックが実施され0.1kgでもオーバーしていたら重荷料金をプラスで請求される。
なので、余分なお金を払うくらいなら荷物を減らすか1800円を支払ってキャリーバックを持っていくのが得策だと思う。
これに関しては申込み後でも変更することができるのでそこまで焦らなくて大丈夫だ。
格安航空会社としてみたら優秀。
格安航空会社のLCCとしてみたらピーチ航空はとても優秀だと感じた。
特に料金も他の航空会社と比べたら格安でありオプション料金も比較的安価で良心的だ。
ただし、再三書くが初期設定が高いプランが初期設定として設定されているのでしっかり見ていないとだめなのが注意だ。
なので、わかりやすく予約ができるのかというとそうではないとは言える。
しかし、逆を考えればしっかりと見てさえいれば業界最安値の価格で飛行機に乗ることができるので結論としてはピーチ航空は優秀だ。
ただし、電話窓口は繋がりにくい
残念ながらピーチ航空はLCCという特性上、電話窓口はとてつもなく繋がりにくい。
実は、僕の生年月日を間違えて問い合わせをしようとした結果平日の16時頃でも全くつながらない状況だった。
しかし、ピーチ航空のお問い合わせは電話だけでは無く、ネット上のチャット相談も可能でそちらのほうが繋がりやすいでのおすすめする。
ちなみにクレジットカードに関するお問いわせは電話のみの受付なので注意が必要だ。
まとめ:ピーチ航空はおすすめ
まとめとしてはピーチ航空は最安値で搭乗できてとってもおすすめだ。
ただし、しっかりと確認していないとミスをするので注意が必要なのもLCCのデメリットでもある。
また、予約方式もオンラインが基本なのでパソコンに使い慣れていないなどの方は、やめといたほうが無難だろう。