今回はANC(アクティブノイズキャンセリング)イヤホンを1ヶ月感使ってみた感想を率直に述べていく。メリット・デメリットも紹介しようと思う。
ANC機能とは
ANCはアクティブノイズキャンセリングの略で外部の音を聞こえなくし、音楽に集中できるようにする機能です。この技術のいいところは遮断してくれ音楽に集中できるので音を無理に上げる必要がなくイヤホン難聴のリスクを低めてくれることです。
ANCの仕組み
ANCはマイクで外の音を拾い、その中にあるノイズを逆相の音をぶつけることによってノイズを打ち消してくれる仕組みです。
この画像を見る通り雑音とノイズの逆相を足すことで打ち消し合い雑音を見事消すことができるというとっても簡単な仕組みです。
買ってみた。
中国に本社を構えるタオトロニクスのノイキャンイヤホンを8000円で買いました。外見は高級感もなく、安ぽっさもない普通の感じです。ノイキャン搭載のイヤホンって高いものだと3万円くらいして流石に手が出せませんでしたがこれのおかげでスタートがとっても楽になりました。
音質をまとめてみた
音質は地味に低音が強い感じ、ですが高音や中低音もしっかりとしているので人を選ばないイヤホンです。ですがANCをオンにすると低音の聞きがちょっと悪くなり、低音好きにはちょっと物足りない感じがします。
そんなことを言っていますが、良く僕が音楽を聞くLINE MUSICはイコライザーの調整が簡単にできるので低音重視に設定ができます。(設定には結構制限がありますが・・・)
ANCの効きはどんな感じ?
ANCの聞きは結構きいている感じがします。電車に乗っているとその違いが分かりやすくONとOFFでは全然違う。
でも付属しているイヤーピースはANCの効きを悪くしている感じがします。なので他社製品を使うことを強くおすすめします。(筆者はSONYのイヤーピースを使って聞いている)
外音取り込みモードはどう?
はっきり言っておまけ程度だと思っておいたほうがいいです。マイクの音質がそれほど良くないのでクリアには聞こえませんが、外音取り込みモードを使って会話するとものすごく変な感じがします。その理由は自分の声も拾ってくれるので自分で自分の声を聞いている感じがして逆に面白い感じがします。
軽いは正義
そしてこのイヤホンはとっても軽い!これ一択です。イヤホンによっては結構重いものがあり結構耳が疲れたりしますが、このイヤホンは軽いので全然耳が疲れないという特徴があります。これがやはり僕の中では軽いか軽くないかは重要なことです。
実際にノイキャンを使ってみて思ったこと。
メリット
音楽に集中できる
これがやはりいちばんのメリットですね。ANCで結構電車のうるさい音とかを軽減してくれるので音楽に集中したい人は是非。
音量をあまりあげなくて済む
個人的に低音が好きで、良く音をあげているのですがANCをつけるとつけないでは結構音の上げる大きさとか全然違いますね。分かりやすく例えるとANCオフの時は8/10くらいあげて、ANCオンの時は6/10くらいまで下げることができました。これはイヤホン難聴の予防になるのかもしれませんね。
デメリット
思ってたのと違う
ANCって個人的には本当になんにも聞こえなくしてくれると思っていたのですが若干聞こえなくなる程度でちょっとがっかりした部分があります。ですがそれでも軽減はしてくれるので重宝しています。
ANCがちょっと気持ち悪くなる人がいる
これもろ僕なのですがANCをつけるとちょっと気持ち悪くなってしまいました。これは完全体質で、内耳が敏感な人は気持ちが悪くなるらしいのでお店などのANC体験コーナーみたいなところで体験するのもいいかもしれませんね。
まとめ
今回はANCについて紹介しました。それではまとめです。
▲音楽に集中できる
▲ANCオンだと音をあまりあげずに済む
▲人によってはANCが気持ち悪くなる人がいる