ジュースを飲みながらパソコンで作業しているとキーボードにこぼしてしまうことはよくあると思います。
水ならまだしもジュースは放置をしているとキーが固まって押せなくなってしまいます。そんな状態になったら清掃が必要ということで今回は分解清掃をしていきます。
キーボードにジュースをこぼした
先日紹介したASUSのROG ZephyrusG14で作業しながらコーラを飲んでいたらコップを倒してしまい無事にキーボード部分にジュースが付着してしまいました。
表面上はすぐに拭いて対処したのですが数日立つと、いくつかのキーが固まってしまってめちゃめちゃ押しにくい状態になってしまいました。
この状態ですとキーボード内部にジュースが侵食してしまい分解して掃除する必要があります。
こぼした直後ならパソコンの電源を切れ
こぼした直後なら水分が電源部分にいってしまいショートする可能性があるので直ぐに電源を切ったほうがいいと思います。
手間かもしれませんが壊れるよりはマシです。電源を切ったらすぐに拭いて1時間~3時間位乾かせば完全復活します。
今回はメンブレン方式のキーボードを分解していきます。メーカーによって同じメンブレンでも形が違うので参考程度にはなると思いますが...。
キーボードを掃除する手順
キーキャップを外す
まず、分解するためにキーキャップを外す必要があります。キーキャップはどのメーカーもキーの端をつまんで引けば簡単に取れるような仕組みになっています。
ですが注意点としてあまりにも適当にやると裏の爪がぶっ壊れてしまうので丁寧に優しくやる必要があります。
キーヒンジを外す
キーキャップを外したらヒンジという可動部分のパーツがあります。上の画像でいうと右側の部品ですね。このヒンジというパーツは基本的にパソコン本体側の爪に引っかかって取り付けられていることが多いです。
ですのでヒンジを外す際は爪の部分をマイナスドライバーをつかって引っ張って取り外す必要があります。ここは本当に適当にやると壊れてしまう繊細な部分ですので注意してください。
ちなみに僕は2つ壊しました。
取り付ける
取り付ける前にキーキャップとヒンジを水につけて完全に乾かしキーボード側も清掃したら取り付け開始です。
取り付けの手順として『ヒンジをつける→キーキャップをつける』という先ほどと逆の順番でやっていく必要があります。正直取り付けるのはめちゃめちゃ簡単です。
ヒンジの取り付け方法はメーカーによって違いますが基本的には爪の部分をつけて『カチっ』て音がなったら取り付け成功となります。
キーキャップの取り付け方法は普通にヒンジの上にキーキャップをおいて押し込めばハマった感覚があると思うのでそれを一つ一つ丁寧にやるだけで完了です。
キーボードヒンジをぶっ壊す
実はこんな記事を書いておきながら2つキーヒンジをぶっ壊してしまいました。本当に丁寧にやらないとすぐに壊れてしまう部品となっております。
僕の使っているパソコンは変態チックなパソコンなので修理パーツが日本国内にありません。ですので中国通販で有名な『AliExpress』を利用して購入しました。
万が一壊してしまった場合はよほど変なメーカーでない限りアリエクを探せばあると思うので困っている方はぜひご利用ください。
まとめ:めちゃめちゃ丁寧にやる必要がある
まとめです。正直キーボード分解はめちゃめちゃ面倒くさく壊してしまうリスクも高いです。
ですので、もし分解をしようとしているのならアリエクで修理パーツがあるか確認してからやると心の余裕もでき失敗が少なくなると思います。ぜひとも挑戦してみてはどうでしょうか?