遠くへ一人旅行をするとき新幹線を使い人は多いと思います。しかし新幹線だと一人で乗るのは少し気まずかったり恥ずかしいと思う人も多少なりともいますよね。
そこで東海道新幹線を使って一人旅行をする方にオススメしたいのが『S Work席』という席です。この記事ではなぜこの席が一人旅行でオススメできるのか?などを解説していきます。
目次
東海道新幹線『S Work席』とはなんぞ?
東海道新幹線といえば東京から博多まで日本を横断する新幹線です。その東海道新幹線には『自由席』『普通車(指定席)』の他に『S work席』という席が存在します。
この『S Work席』とは名前の通り社内でパソコンを使いビジネスをする人に特化した席となっております。『S work席』は7号車丸々Work席となっており集中して仕事に取り組むことが出来ます。
この席に座ると周りもビジネスマンだらけなので自分もビジネスマン気取りになれ少し優越感や周りの切磋琢磨してる仕事風景を見ながら仕事ができるので普通に仕事する時よりも捗ります。
しかも追加料金無しでこの席に座ることができるのでとってもお得です。
なぜ『S work席』が一人旅行に向いているのか?
S work席の概要がわかったところでなぜ一人旅行にこの席が向いているのかと言うと『周りも一人で仕事をしているので環境が静かで一人でも全然大丈夫な環境が整っている』からです。
通常新幹線は、友達同士などのグループで乗っていて一人だと少し心細い感じがあります。ですが、この『S Work席』だと周りもみんな一人で黙々と仕事をしているので心細い感じが一切ありません。
また、この席の特徴として雑談や椅子の回転などが禁止されているので複数人で乗っている客がいなく静かな車内で優雅に目的地に行くことが出来ます。
『S work席』に実際に乗ったメリット・デメリット
メリット①:車内Wifiが普通車に比べ速い
メリット1つ目として新幹線の車内Wi-Fi速度が普通車に比べ2倍ほど速いことです。
通常普通車だと、Wi-Fiをつなげてもなかなか遅いなと感じることが多いです。ですが『S work席』だとオンラインミーティングが許可されているので通常よりもネット速度が速いWi-Fiにつなげることが出来ます。
しかも普通車だと30分に一回認証作業が必要ですがS Work席だと1回認証したらずっと使い放題とかなり太っ腹なサービスが提供されます。これだとWi-Fiを使ってYouTubeを見たりなどの作業も苦なく出来ました。
ですが、もしオンラインミーティングをしようと考えているのなら途中でWi-Fiがトンネルの関係で途切れ途切れになってしまうのであまりオススメは出来ません。
メリット②:キーボード音で配慮しなくて良い
S work席はビジネスマンが利用する席でパソコン作業を車内でやる目的として作られたのでキーボード音については全員が許容する必要があり理解して乗っています。
ですので普通車だとキーボードを打つと申し訳ないなという人でも気軽にこの席なら打てますし周りもカタカタ音が聞こえてくるので配慮しなくても良いのがいい点でした。
メリット③:ネットのみの予約なので空いている
このS work席の最大の特徴として『ネット予約のみ』という点があります。
この席に乗りたいなと思っていても駅の券売機やみどりの窓口などではこの席は購入できなく『EX予約サービス』というサービスのみでの購入になりますので急に入れても空いているということがほとんどです。
しかも客層も新幹線を乗り慣れている人が多く品が良い感じの人がいっぱいいましたので席トラブルなどは少ないかなというのが印象的です。
デメリット:静かすぎる
正直、今回乗っていてデメリットはほとんど有りませんでした。一つだけあげるとするのなら『静かすぎる』という点ですかね。
この席は本当に私語がなく静かな環境です。これはとってもいいところの反面、逆にトイレなどに行く際は目立ってしまうことが多々ありました。これが唯一のデメリットですが正直僕みたいに周りの目線を気にしない人には完璧すぎる席でした。
上位互換の席『S Work P席』がある
実は『S Work席』の上位互換に『S Work P席』という席があります。
この席は通常料金に加えて+1200円支払う必要があるのですが、『ドリンクホルダー』がついていたり『隣の席と仕切り』がありプライバシーがかなり保護された席となっております。
こちらもネットのみの予約なので注意が必要ですが一人旅行する際は正直ここまではイラないと思うので補足的な内容ですw
まとめ:一人旅行にはもってこいの席
まとめです。一人旅行にはもってこいの席だと思います。周りは静かで一人でいても全然心細くないのが本当に良い環境だなと感じましたので、ぜひ皆さんも利用してみてはいかがでしょうか?
予約はネットのみなのでご注意ください。ありがとうございました。