今回は最近話題のAMDではなく、完璧AMDに破れたintelをご紹介したいと思う。intelとAMDでパソコンを組むならどっちがいいのかなども考えていく。
王者だったintel。
実はAMDって3年前くらいに火が付き始めました。なぜ火がついたかとというと、理由は「Ryzen」シリーズが発売されたからです。Ryzenが出る以前のパソコン業界はintel最強!、AMDで組むなんかありえない!。みたいな風潮があったくらいintelが人気でした。
黄金時代のintelが終わった理由の理由が「Ryzen」の安さです。intelはその頃、売れるは売れるはで調子に乗ってめちゃめちゃ高いCPUばっかり出していました。ですがそこに現れたのがRyzenシリーズで、Ryzenは「安くて高性能」という感じで世間に浸透して、最終的にはZen3で完全にAMDがintelを破りました。
なぜAMDは安く、高性能に作れたのか?
実はその理由はCPUの内部構造にあります。図にしてきたので見ていきましょう。
例としてintelは8コアCPUを作る際にわざわざ専用のやつを作るのでめちゃめちゃコストが掛かりますが、AMDは元の4コアのやつを作って、それを量産して合成すれば8コアになるので製造コストが安くなる仕組みです。なのでコアを増やせば増やすほど高性能になるのでAMDは「安くて、高性能」と言われる事になりました。
ただしこの方式だとAMDにもデメリットが有り、それが遅延です。なぜ遅延するのかと言うと複数の塊をつなげるので通信が必要になります。その通信に時間がかかり、ゲームのFPSが出ないなどのデメリットがありました。ですが新型Zen3にて4コアを8コアに増やしたのでその問題が起こることがほとんどなくなりました。(値段が高くなったけどね)
Ryzenが人気になりすぎて売れなくなった
intelは売れなくなりました。なので値崩れを起こし、AMDよりも安くなるCPUになってしまいました。しかもAMDは新企画の7nmプロセスを使っているのにまだ14nmを使っています。(開発の遅れが主な原因だね)
プロセスルールがやはり古いと新しいほうがほしいユーザーが離れていってしまい、売れなくなります。(intelは中身上6世代くらいからほどんど変わっていない)
そのため、RyzenのミドルレンジCPUよりintelのミドルレンジCPUのほうが安くお求めすることができるようになりました。
正直、Corei9よりRyzen7だろ
僕は別にAMDが好きとか、intelが好きだとかは無いのですが、流石にハイエンドCPUだとCorei9は正直無いなと思います。価格的にもRyzen7 5800Xと同等の性能か、それを下回る性能で5000円も違うとRyzen7のほうが目に行ってしまいますのであまりCorei9を買う意味は無いのかなと思います。(Corei9というブランドとintelの安定性を取るならいい選択肢だと思うよ)
おすすめのintelCPU
core i3-10100F
調べてびっくりしたのですが、なんと1万円を切っていたのですね。正直びっくりしました。Ryzen3より安いですからね(笑)。
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という感じです。明らかにスペック面でもCorei3のほうが優勢ですのでこのCPUは買うべきCPUです。
ですがこの2つのCPUには内蔵グラフィックがないので別途グラフィックボードというパーツが必要なので買ってくださいね。(このクラスだと1650sや1660くらいが妥当な性能だと思うよ)
Core i5 10400F
このCPUもとてもおすすめの格安CPUです。2万円近いですが、最新パーツだと考えたらめちゃめちゃ安いです。
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Corei5のほうが2000円くらい高いですが、なんとCorei5のほうが6C12スレッドと6スレッド多いのでRyzen5よりめちゃめちゃお得なスペックだと思いますね。
毎度のことですが、こちらのCPUも内蔵グラフィックが無いので別途グラフィックボードが必要です。(このクラスだと1660sから1070くらいが妥当だと思いますね。)
まとめ
今回はintelの格安CPUに付いてご紹介ました。それではまとめです。
▲AMDは量産型、intelは一つ一つ作っているっていう認識
▲ミドルクラスCPUにはグラフィック機能が無い。
▲AMDが人気でintelがなかなか売れない